楽で安全な大腸内視鏡検査

当院の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、やわらかく腸にやさしい拡大機能の付いたカメラを使用し、「無送気軸保持短縮法」(ストレート法)という、もっとも腸にやさしい方法で行っております。

この方法ですと、従来の大腸内視鏡検査と比べて、圧倒的に楽で痛くない検査を受けることができます。胃内視鏡検査も併せてお受けください。
 

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)についてのQ&A

大腸内視鏡検査とは何ですか?

大腸をくわしく調べるためには、現時点で最善の方法です。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは、肛門から直径1cm位の内視鏡カメラを挿入して、大腸をくわしく観察する検査です。

大腸ポリープや大腸がん、炎症性疾患といった大腸の病気を診断するのにもっとも有効な検査法です。また、組織をとって顕微鏡で調べたり、ポリープをその場で切除して治すこともできます。

この検査は痛くて苦しいと聞きました。大きな病院で受けたほうが良いのでしょうか?

病院の規模はまったく関係ありません。医師の腕がすべてです。

大腸内視鏡検査は、医師の腕の差がはっきり表れる検査です。上手な医師に検査をしてもらえば、ほとんど苦痛なく検査を受けることができます。しかし、下手な医師やほとんど経験のない医師に検査されると、強い痛みに耐えられず、一時間以上苦しんだあげく検査を途中で中止せざるを得なくなることもあります。

大腸内視鏡検査が楽かどうかは、病院の規模はまったく関係ありません。内視鏡でつかう機器は全国どこの病院やクリニックでもほとんど同じものを使用しており、設備の差はありません。検査が楽に受けられるかどうかは、すべて医師の腕にかかっています。「その医師がどれくらいの経験があるか」、そして「楽な検査を行なう技術があるかどうか」がすべてです。

当院の大腸内視鏡検査は、もっとも腸に負担がかからない無送気軸保持短縮法(ストレート法)で検査を行いますので、通常の大腸内視鏡検査よりはるかに楽な検査を受けることができます。

「無送気軸保持短縮法」(ストレート法)とは何ですか?

従来の大腸内視鏡検査法と比べて、圧倒的に痛みが少なく楽な最先端の挿入法です。

無送気軸保持短縮法(ストレート法)

大腸は、図に示したような形をしています。空気を入れながら腸の形に沿ってカメラを押し込んでいくと、必然的に腸を伸ばすことになり、腸が突っ張って痛みを感じるのです。これを「ループ挿入法」といい、ほとんどの病院で行われている方法です。

当院で行っている無送気軸保持短縮法(ストレート法とも呼ばれます)では、空気を入れずに腸を少しずつ短縮しながらカメラを進めていきます。この方法だと腸がほとんど伸びることがなく、痛みの原因となる腸のつっぱりが最小限ですみます。この挿入法で大腸内視鏡検査を行うと、普通の「ループ挿入法」にくらべて、痛みが圧倒的に少なくなり、「楽で痛くない大腸内視鏡検査」が実現可能となります。

検査のときには麻酔(鎮静剤)を使いますか?

軽い鎮静剤を使用します。痛みをごまかすための強力な鎮静剤は必要ありません。

当院の大腸内視鏡検査は、「無送気軸保持短縮法」(ストレート法)という圧倒的に痛みの軽い方法に加えて、軽い鎮静剤を使うことで、さらに楽な検査を追及しています。鎮静剤は副作用の心配のほとんどない軽いものを使用しています。ほとんどの方は観察時には目が覚めているので、医師と一緒にモニターを見つつ説明を受けることができます。

痛みをごまかすために強い鎮静剤を使って検査を行う病院の場合、腸が傷ついても気づかなかったり、検査中に呼吸が止まったりして、危険度の高い検査となってしまうのです。また、強い鎮静剤を使った場合には、患者さまの意識がなくなってしまうので、大腸ポリープが見つかってもその場で切除できなくなってしまいます(大腸ポリープ切除は手術の一種なので、必ず患者さまの同意を得なければならないのです)。

以前他の病院で大腸内視鏡検査を受けたのですが、カメラが奥まで入らず中止になりました。

当院の方法では、検査の成功率も、普通の「ループ挿入法」より高くなります。

「検査の成功率」とは、大腸の一番奥までカメラを挿入できる確率のことです。大腸をすべて観察するには、まずカメラを奥まで挿入する必要があります。検査成功率は医師の技量を測る目安のひとつです。

当院のここ数年の検査成功率は、約99.9%です。1,000人検査すると、およそ999人で成功していることになります(大腸がんで腸が狭くなっており、もともとカメラが通らないケースは除きます)。

検査を行う医師はどれくらいのキャリアがありますか?

当院で内視鏡検査を担当する医師たちは、1人あたり年間約1,000件以上の大腸内視鏡検査を行っています。これは医師一人当たりの件数としては、全国の内視鏡医の中でも上位1%に入ると思います。

ほとんどの大学病院や総合病院では、年間1,000~2,000件の検査を、10人以上の医師で分け合って行っていることが多いようです。辻仲病院グループの大腸内視鏡検査数は、現在、年間約30,000件となっています。これは全国に無数にある大学病院や内視鏡センターなどと比べても圧倒的に多い数であり、全国でも1~2位を争う件数です。

本院(辻仲病院柏の葉)は千葉県柏市にあり、病院の規模も200床未満と決して大きくはありません。それにもかかわらずこれだけ多くの方に支持されている理由は、ひとえに「楽で痛くない検査、安全な検査を行っている」ことに尽きます。

どこの病院でも、楽で安全な大腸内視鏡検査を受けることはできますか?

無送気軸保持短縮法(ストレート法)で大腸内視鏡検査を受けられる病院は、日本全国に無数にある病院の中でもごく一部です。

無送気軸保持短縮法(ストレート法)は、安全性、検査成功率、楽で痛くない、という点すべてにおいてすぐれた方法であると我々は確信しておりますが、この方法で検査を行っている病院は非常に少ないのが現状です。これは、無送気軸保持短縮法(ストレート法)の習得に相当の経験を要するため、この方法で検査できる医師が少ないのが原因です。

注腸造影検査(バリウム検査)と大腸内視鏡検査のどちらがいいのでしょうか?

精度、検査後の排便の楽さ、放射線被爆の問題などから、大腸内視鏡検査が圧倒的に有利です。

大腸の検査には、注腸造影検査(バリウム検査)と大腸内視鏡検査があります。現在大腸内視鏡検査を安全に行える病院の数は不足しており、やむなく注腸造影検査で代用されているのが現状です。

注腸造影検査は全国どこの病院でもやっている検査なのですが、これは内視鏡検査と比べてかなり精度が低い検査です。この検査はバリウムに写った病変の影絵を見ているにすぎないので、小さい病変や平坦な病変は見落とされることが多いのです。さらに、便などの固形物をポリープと誤認してしまうことも多く、結局大腸内視鏡を受ける羽目になってしまうことがあるのです。

また、注腸造影検査では大量のバリウムを使用するため、検査後しばらくはバリウム混じりの便が続きます。痔がある人だと、これはつらいです。さらにもうひとつ無視できない問題として、バリウム検査には放射線被爆の問題もあります。以上の理由から、当院の大腸検査は、始めから内視鏡で行っております。