以下のような症状がある方は、大腸内視鏡検査をお勧めします
- 便に血がついた方や、血便が出た方
(注意が必要! 特に中年以降の方では、大腸がんの可能性があります) - 検診で便潜血反応が1回でも陽性と出た方
(2回検査したうち1回だけ陽性でも、大腸内視鏡検査が必要です。また、便潜血陽性だった方が、もう一度確認のために便潜血検査を受けるのは意味がなく危険です) - 中年以降で便秘になってきた方や、便秘と下痢を繰り返す方
(大腸がんの可能性があります) - 身内に大腸がん、大腸ポリープの人がいる方
(大腸がんや大腸ポリープの方が身内にいる場合、本人にも大腸がんやポリープが発生する可能性が高いことがわかっています) - 下痢が続く方
(潰瘍性大腸炎やクローン病、感染性腸炎などの可能性があります) - 下腹部の痛みや不快感がある方
(大腸憩室や大腸がんの可能性があります) - 残便感や便が細いといった、排便の異常がある方
(直腸がんの可能性があります) - 粘液がもれたり、便に粘液が付着する方
(潰瘍性大腸炎や直腸炎の可能性があります)
また、大腸がんはかなり進行するまで自覚症状がないので、発見が遅れやすいため、ある程度の年齢(40代後半くらい)になれば、特に症状がなくても一度は大腸内視鏡検査を受けられることをお勧めします。