便潜血陽性の方、血便が出た方へ

当院では、便潜血反応が陽性だった方や血便が出た方に対し、大腸内視鏡による精密検査を専門として行っております。
 

便潜血反応が陽性だった方へ

便潜血反応が陽性だった方へ

便潜血反応が一回でも陽性と出た方は、大腸内視鏡検査が必要です。便潜血反応が陰性だった方でも、腹痛や排便異常などの症状があったり、身内に大腸がんの人がいる場合には、大腸内視鏡検査を受けておいたほうが安心です。大腸の精密検査には、大腸内視鏡検査がベストです(注腸造影検査(バリウム検査)は精度が落ちます)。

アルト新橋胃腸肛門クリニックでは毎日多数の大腸内視鏡検査を行っております。当院で大腸内視鏡検査を受ける方の受診理由として最も多いものが、「便潜血反応陽性」です。

大腸がん検診として一般的に行われている方法が、便潜血反応検査です。この方法は簡単にできるため広く普及しているのですが、正しく用いられていない場合が多く、さらに精度も高くないという問題があるので注意が必要です。

現在行われている便潜血検査は、日をかえて二回便をとって調べる方法(二日間法)が主流です。便潜血反応を二回(二日間)検査して、そのうち一回だけでも陽性と出た方は、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。

二回検査して、一回が陰性だったからといって安心するのは間違いです。大腸がんがあったとしても、いつも出血しているとは限りません。二回調べて、そのうち一回だけが“陽性”で、もう一回が“陽性”だったと場合、大腸がんから出血していなかっただけである可能性が高いのです。

大腸の検査ができないクリニックなどでは、便潜血陽性の方にもう一回便潜血検査を行っている所もあるようですが、これは間違いであり危険です。また、便潜血反応検査は精度が高い検査ではありません。便潜血反応が陰性だった人の場合でも、進行大腸がんの2割と早期大腸がんの5割は見落とされているのが現状です。

便潜血反応が陰性だった方でも、腹痛や排便異常などの症状があったり、身内に大腸がんの人がいる場合には、大腸内視鏡検査を受けておいたほうが安心です(特に40代後半以降の方)。
 

血便が出た方へ

血便が出た方へ

血便が出たとき、「痔の出血だろう」と考えて放置しておくのは危険です。特に40代以上の方では大腸がんの可能性があるので、血便が出た場合には大腸内視鏡検査をお勧めしております。

当院は大腸肛門専門のクリニックですので、「血便が出た」「痔から出血した」といって受診される方がたくさんいらっしゃいます。診察してみると、痔から出血していることがもっとも多いのですが、そうとも言い切れない場合もよくあるのです。

「血便が出た」「肛門から出血した」という訴えを聞いた時、我々が一番警戒しているのは大腸がんの存在です。痔の出血と思って市販の軟膏をずっと塗っていたら、じつは大腸がんだったという話はたくさんあるのです。

若い人で「明らかに肛門からの出血である」と確信できないかぎり、血便のある人に大腸内視鏡検査をお勧めするのはわれわれの義務と考えています。実際これで命拾いをしている人は、月に一人や二人ではありません。特に40代以上で血便が出た方は、かならず一度大腸内視鏡検査を受け、大腸がんがないことを確認しておく必要があります。